雑記

3/31~4/4 eMAXISSlim米国株式S&P500

eMAXISSlim米国株式(S&P500)

ドル円

まとめ

2025年3月31日から4月4日にかけて、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は下落し、同時にドル円相場は円高方向に進行しました。この期間の主な市場動向と経済イベントを総括いたします。​

米国株式市場の動向

この週、米国株式市場は下落傾向を示しました。​特に、トランプ大統領が全輸入品に対する10%の関税を発表し、主要貿易相手国である欧州連合(20%)、日本(24%)、中国(累積64%)に対して更なる高率関税を課す方針を示したことが、市場に大きな影響を与えました。​これにより、貿易戦争への懸念が高まり、投資家心理が悪化しました。 ​

為替市場の動向

同期間中、ドル円相場は円高方向に推移しました。​3月31日には1ドル=149.892円を記録し、その後も円高基調が続きました。​これは、米国の新たな関税措置による世界経済への影響を懸念した投資家が、安全資産とされる円を買い求めたためと考えられます。 ​

主な経済イベント

  • 3月31日(月): トランプ大統領が全輸入品に対する新たな関税措置を発表し、貿易摩擦の激化が懸念されました。 ​
  • 4月2日(水): トランプ大統領が外国製自動車に対する25%の関税を再確認し、これによりドルは円に対して上昇しました。 ​
  • 4月4日(金): 米国の3月雇用統計が発表され、非農業部門の雇用者数が予想を下回る伸びとなり、失業率が4.1%に上昇しました。これにより、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースに対する市場の期待が後退しました。 ​

日本人投資家への影響

日本人投資家にとって、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額の下落とドル円相場の円高進行は、評価額の減少要因となります。​米国株式市場の下落に加え、円高が進行したことで、円換算ベースでの資産価値がさらに減少しました。​

まとめ

2025年3月31日から4月4日にかけて、米国の新たな関税措置の発表や米国雇用統計の低調な結果を背景に、米国株式市場は下落し、ドル円相場は円高方向に推移しました。​これらの要因により、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は下落し、日本人投資家の評価額も減少する結果となりました。